Webマーケッターの自由なブログ

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インフルエンサーマーケティングと既存のネット広告

インフルエンサーマーケティングとネットの広告

インフルエンサーマーケティングSNSの発展に伴い注目を集めていますが、既存のマーケティングが廃れてしまったわけではありません。現在でもインターネットのあらゆるところには広告が貼られており、この広告から成果につながるケースも多いのです。何か宣伝したいものがある場合、単純にインフルエンサーマーケティングを選べばよいというわけではなく、既存のインターネット広告と比較した上で宣伝方法を選ぶのは重要なポイントです。この両者の大きな違いとしてまずあげられるのは、宣伝によるイメージアップがあるかないかで、ここを押さえておかないといけません。

どのような広告を打つかによっても効果は変わりますが、基本的には既存のインターネット広告ではイメージアップの効果は見込めません。不特定多数に対して広告を流し、興味を持ってくれた人のクリックを待つという手法なので、消費者側の感情面にはそう大きな影響はないのが普通です。一方、インフルエンサーマーケティングの場合、一定の知名度があるインフルエンサーに宣伝してもらうため、共感や信頼を得られやすいのが魅力です。最終的に売上につなげていくのは同じですが、インフルエンサーマーケティングではそこに共感や信頼が挟まれます。インフルエンサーマーケティングではブランド力を向上させる効果が見込める、これは見逃せないポイントです。実際、複数のインフルエンサーが同じ時期に同じ商品やサービスをPRする例は過去にも多くありましたが、これは複数のインフルエンサーに紹介してもらうことで、よりブランドの知名度を高める意図があると考えてよいでしょう。

インフルエンサーマーケティングが最適解なのかを判断

しかし、既存のインターネット広告がインフルエンサーマーケティングより劣っているわけではなく、単純に売上を伸ばす上では不特定多数への宣伝が効果的なケースも珍しくはありません。特に、期間限定の商品やサービスなど、消費者に対して訴求できる魅力がある場合、シンプルなインターネット広告でも十分に効果は見込めます。また、インフルエンサーマーケティング知名度を高める上では効果的ではあるものの、一方で商品に欠陥があるなどの問題が起きた場合は一気に悪評が広まる恐れもあるため、リスキーな側面を持つ手法です。このような違いがあるため、本当にインフルエンサーマーケティングを採用するのがベストなのか、既存のインターネット広告で代用はできないかを判断した上で最適な宣伝方法を選んでください。